現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【20台限定】ベントレー「ベンテイガS」にカーボンホイールとセンターストライプを採用!「エイペックスエディション」の特別装備とは

ここから本文です

【20台限定】ベントレー「ベンテイガS」にカーボンホイールとセンターストライプを採用!「エイペックスエディション」の特別装備とは

掲載
【20台限定】ベントレー「ベンテイガS」にカーボンホイールとセンターストライプを採用!「エイペックスエディション」の特別装備とは

20台限定のハイスペ「ベンテイガS」

ベントレー「ベンテイガS」のパフォーマンスを大きく向上させた20台の限定車「ベンテイガS エイペックスエディション」が発表されました。大きな特徴はカーボンホイールとCSiCブレーキの採用によってバネ下重量が合計44kg以上も軽減されたことと、「エイペックスエディション」を象徴するボンネットに描かれたストライプです。パフォーマンス向上した部分を中心に注目してみましょう。

ベントレー最後のW12!「バカラル」「バトゥール」に続く第3の特別仕様車のディザー映像を公開! 5月7日の正式発表が待ち遠しい

Sらしい走行性能の向上

「ベンテイガS エイペックスエディション」のベースとなる「ベンテイガS」は最高出力550psを発揮し、アクティブ アンチロール コントロールとリアホイール ステアリングを標準装備するなど、ベントレーのラグジュアリーSUVの中でもスポーティさが際立つフラッグシップとなる。エンジンの数値的な性能は変わらないが、その敏捷性と制動性能をさらに高めるべく、カーボンホイールとカーボンセラミックブレーキを装備し、ベンテイガ史上最高にダイナミックなルックスとドライビングを実現するモデルとなった。

エイペックス エディションの優れた動力性能をさらに強化するため、マリナー22インチカーボンホイールが装備される。Bucci Composites社の協力の下、ベンテイガのために開発されたこのホイールによって、4輪合計でバネ下重量が24kg軽減された。カーボンファイバーは大幅な軽量化に加え、強度と剛性の向上というメリットがあり、次のような効果につながる。

1.ステアリングの敏捷性の向上

鍛造アルミニウムリムの場合はホイールの変形によってキャンバー角がやや減少し、グリップと敏捷性が低下する可能性があるが、カーボンファイバーがもたらす6kgの軽量化と優れた剛性により、ステアリングプラットフォームの安定性がさらに向上する。

2.ブレーキの応答性の向上

バネ下重量の軽減による効果がもたらされる。

3.安全性の向上

ホイールリムに大きな衝撃が加わった場合、アルミニウムリムではタイヤがすぐにパンクしてしまうが、カーボンリムでは繊維が裂けてすき間ができ、空気がゆっくりと抜けてゆく。

4.タイヤの摩耗の低減

カーボンリムは剛性に優れているため変形を抑えることができ、タイヤを保持する面が広いおかげでタイヤの安定性が向上し、接地面が一定に保たれる。

さらにエイペックス エディションはブレーキのスペックにも一切の妥協はなく、カーボンシリコンカーバイド(CSiC)ディスクを装備して制動性能の強化が図られる。CSiCディスクブレーキは鉄製ディスクブレーキより20kg以上も軽く、最大制動トルクは6000Nm、耐熱温度は1000°Cとなる。

ベンテイガ初のセンターストライプ

エイペックスエディションはマリナーデザインチームが考案した特別なカラーデザインが6種類用意される。どのカラーデザインを選択しても、ベンテイガでは初となるセンターストライプがボンネット中央からルーフへとペイントされる。

エクステリアカラーは「キャンディレッド」「アンスラサイト」「オレンジフレーム」「アルパイングリーン」「ペールブロガー」「エクストリームシルバー」の6色となるが、コントラストを効かせたセンターストライプのパターンもあれば、サテンカラーとの微妙な濃淡を表しているものもある。

エイペックスエディションの特別な装備

ベンテイガS エイペックスエディションは装備の充実ぶりも際立っている。エクステリアにはスタイリングスペシフィケーションが含まれ、フロントスポイラー、リアスポイラー、シル、ミラーキャップといったサテンカーボンファイバーのパーツが装備される。

インテリアは特別なカラースプリットで彩られ、フェイシア、センターコンソール、ドアウエストレールはすべてサテンカーボンファイバー、加えて、5シートのコンフォートスペシフィケーションと「Naim for Bentley」オーディオシステムが装備される。ブラインドシートインサートの「Apex Edition」刺繍とコントラストカラーのベントレーのエンブレム、ウエストレールの「Apex Edition」の文字、カーボンファイバーの「Apex Edition」トレッドプレートなども、特別なアイテムの一例だ。Dピラーにもカーボンファイバーの「Apex Edition」エクステリアバッジが装着される。

エイペックスエディションの生産台数はわずか20台。12気筒のスピードモデルの生産が終了した今、より高いパフォーマンスを求める顧客には嬉しい限定車なのではないだろうか。

AMWノミカタ

これまでのベントレーの限定車は特別な色や刺繍などをあしらった、いわゆるコスメティックな変更に終始したものが多かったが、今回は一歩踏み込んでパフォーマンスの部分にも手を加えてきた。トピックはカーボンホイールを採用したことだろう。Bucci Composites社によると同等の合金ホイールに比べ40%の軽量化が図れるという。このホイールは2021年に発表されていたが、製品に正式に採用されるのは初めてなのではないだろうか。ベントレーはスタイリングスペシフィケーションと呼ばれるボディキットやインテリアのハイグロスカーボンファイバーパネルなどカーボン製品を積極的に採用している。このホイールもベントレーの既存のカーボン戦略を完璧に補完するものとなるだろう。

こんな記事も読まれています

ロールス・ロイス新型「カリナン シリーズII」に「ブラックバッジ」が同時発表! まさに600馬力のV12エンジンを搭載した破壊神です
ロールス・ロイス新型「カリナン シリーズII」に「ブラックバッジ」が同時発表! まさに600馬力のV12エンジンを搭載した破壊神です
Auto Messe Web
ランボルギーニ「ウラカン」の後継モデルはV8ツインターボ+3モーター! 1万回転まで回る800馬力のエンジンはエキゾーストノートも官能的です
ランボルギーニ「ウラカン」の後継モデルはV8ツインターボ+3モーター! 1万回転まで回る800馬力のエンジンはエキゾーストノートも官能的です
Auto Messe Web
日本におけるコーンズのベントレービジネス60周年を記念したベントレー3モデルの特別限定車「コーンズ60thエディション」が登場
日本におけるコーンズのベントレービジネス60周年を記念したベントレー3モデルの特別限定車「コーンズ60thエディション」が登場
カー・アンド・ドライバー
丸目の新型「FRスポーツ車」初公開! ハイパワーな「V型8気筒エンジン」搭載の“最終モデル”発表! 日本専用の「すごい高級車」がカッコいい!
丸目の新型「FRスポーツ車」初公開! ハイパワーな「V型8気筒エンジン」搭載の“最終モデル”発表! 日本専用の「すごい高級車」がカッコいい!
くるまのニュース
800馬力!! ランボルギーニ新型「ウルスSE」が早くもジャパンプレミア。気になる価格は3150万円くらいからを予定。
800馬力!! ランボルギーニ新型「ウルスSE」が早くもジャパンプレミア。気になる価格は3150万円くらいからを予定。
Auto Messe Web
欧州で、アウディRS 4誕生25周年を記念した限定車が登場、初代RS4の「RS4スポーツ」をオマージュ
欧州で、アウディRS 4誕生25周年を記念した限定車が登場、初代RS4の「RS4スポーツ」をオマージュ
Webモーターマガジン
「360チャレスト」は約4100万円と高値安定中! 量産フェラーリでも人気集中の跳ね馬初市販ハードコアモデルとは
「360チャレスト」は約4100万円と高値安定中! 量産フェラーリでも人気集中の跳ね馬初市販ハードコアモデルとは
Auto Messe Web
日本専売!「V型8気筒×ツインターボ」搭載の新型「爆速SUV」公開! ド派手な“艶消しボディ”採用した「ミッドナイト仕様」に注目!
日本専売!「V型8気筒×ツインターボ」搭載の新型「爆速SUV」公開! ド派手な“艶消しボディ”採用した「ミッドナイト仕様」に注目!
くるまのニュース
世界に1台! ブガッティ「シロン スーパースポーツ」に「55 1of1」をオーダーしたのはアラブのカスタマーでした。超絶技巧のフィニッシュとは
世界に1台! ブガッティ「シロン スーパースポーツ」に「55 1of1」をオーダーしたのはアラブのカスタマーでした。超絶技巧のフィニッシュとは
Auto Messe Web
新型「ポルシェ 911(992.2)」に電動化モデル登場!純電動では走らないハイブリッドシステムを搭載した新型911の全情報!
新型「ポルシェ 911(992.2)」に電動化モデル登場!純電動では走らないハイブリッドシステムを搭載した新型911の全情報!
AutoBild Japan
W12との別れは「初体験」との出会い ベントレー・コンチネンタルGT スピード プラグインHVの試作車へ試乗
W12との別れは「初体験」との出会い ベントレー・コンチネンタルGT スピード プラグインHVの試作車へ試乗
AUTOCAR JAPAN
BMW 3シリーズ、内装を中心にアップデート…改良モデルを発表
BMW 3シリーズ、内装を中心にアップデート…改良モデルを発表
レスポンス
ランボルギーニ・ウルスのプラグインハイブリッドモデル「ウルスSE」が日本デビュー
ランボルギーニ・ウルスのプラグインハイブリッドモデル「ウルスSE」が日本デビュー
カー・アンド・ドライバー
520馬力の“スーパーSUV”!? アルファ ロメオ「ステルヴィオ」にスーパースポーツ登場 世界175台の限定車
520馬力の“スーパーSUV”!? アルファ ロメオ「ステルヴィオ」にスーパースポーツ登場 世界175台の限定車
VAGUE
新しい穴は1つもナシ! デビッド・ブラウン・ミニeリマスタードへ試乗 スムージング・ボディで電動化
新しい穴は1つもナシ! デビッド・ブラウン・ミニeリマスタードへ試乗 スムージング・ボディで電動化
AUTOCAR JAPAN
A3スポーツバックとサルーンのギャップを埋める 新型「アウディA3オールストリート」その性能をチェック!
A3スポーツバックとサルーンのギャップを埋める 新型「アウディA3オールストリート」その性能をチェック!
AutoBild Japan
一生モノのステアリングは「ナルディ」と「モモ」! ロングセラー製品の愛される理由とは?「パーソナル」や「イタルボランテ」はどうなった?
一生モノのステアリングは「ナルディ」と「モモ」! ロングセラー製品の愛される理由とは?「パーソナル」や「イタルボランテ」はどうなった?
Auto Messe Web
アキュラ『MDX』に「タイプS」、新フェイスに355馬力ターボ搭載…2025年型を米国発売
アキュラ『MDX』に「タイプS」、新フェイスに355馬力ターボ搭載…2025年型を米国発売
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2450.84006.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1050.04600.0万円

中古車を検索
ベンテイガの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2450.84006.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1050.04600.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村